<b>「望むものは大型帆船、そして航海の目印となる星1つだけだ」</b> <p> 海図にない航路を進み、そして帰路を見つけるのに、探検のごく初期のころから常に変わらぬ、立証済みの方法がある。それは、星だ。古代の船乗りたちは星図を大切にした。なじみのある港に無事にたどり着けるか、神秘につつまれた東方の地に流れ着くかは、星図次第だと知っていたからだ。航海の手段は変わっても、星はわれわれ人間にとって不変のものであることに変わりはない。コンピュータに最新データをインプットして宇宙に第一歩を踏み出すとき、男は帆船で海に乗り出した男たちと同じ、星々を読む道具を携えていた。 <p> 人類が深宇宙探索任務用に設計された最初の宇宙船エンタープライズ号™で深宇宙に乗り出すとき、バルカン最高司令部は彼らの星図を乗組員たちに与えた。だがジョナサン・アーチャーは、既知のものに頼るだけでは満足しなかった。バルカン星の星図も利用したが、それに新しく付け加えて、銀河系に関する宇宙艦隊の知識を大幅に拡大させた。彼以降の歴代の船長たちも、アーチャーの第一歩に基づいてきた。 <p> アーチャー、カーク、ピカード、シスコ、ジェーンウェイという歴代船長たちの航路をたどろう。この本では彼ら名高い冒険者たちがとったルートを示す地図を初公開。彼らの並外れた冒険を追体験しよう。 from Amazon