好きなことを仕事にするということ

 ■ 萌えがいっぱい。もえもえ市場
 
フィギュアだけでなく、コスプレグッズなども満載です。
 
 

同僚から「アニメがお仕事」というコミックを借りた。
尾道からアニメーターになるために東京に出てきた双子のお話。
 
 ■ 放蕩オペラハウスさんのレビュー
 
面白いお話で、楽しんで読めた。
ただモノ作りという点で、非常に、こう…自分とオーバーラップさせてしまうというか。(同僚曰くは「2次元のコミックと現実世界をゴッチャにするな」)
まぁ、自分だったらどうするだろう?とか、すぐ考えてしまう俺は、妙な影響を受けた。好きなことを仕事にするのは苦痛なのか?と。
 
コミックの中では、
・ 好きなことだから、キツい環境でも頑張れる
・ 好きなことだから、妥協したくない
・ 仕事だから、好きにはできない
・ 仕事だから、クオリティとスピードが要求される
ということを主軸に話は進む。
双子は交互に挫折と成長をくりかえすのですが、見ていてツラい。
 
 
自分はWebクリエーターをしている。そろそろ6・7年か?
その前は金融系のプログラマーを8年ほどしていた。プログラムは楽しかったが、製作物は陽の当たらないものだった(社内用資料を打ち出すプログラムだったから)。やっとATM(現金自動支払機)関連のプログラムを触らせてもらえた、と喜んだころに会社が無くなった。
良い転機だったので、今度は人の目に触れるものを作れる仕事を、とWeb屋になった。ちょうどWebサイト制作に興味を持ち出したころであり、デザインや広告が大好きだったので、やってみたかった。
 
転職当時はMacも知らず、illustratorも解らず、全てが新鮮であり、周囲の人全てが先生だった。下っ端扱いが嫌で必死になって勉強した。周囲の人の作業やテクを盗み見ては自分の糧にした。
制作物が人の目に触れるということは誤魔化しの利かないことであり、批評を受けるだけの心の準備が必要だった。結構たたかれた。キツい。
 
当ブログに書き込みしてくれてるmixsa氏や乙山氏にデザインの基礎を教わり、代理店にイジめられながら業界とはこういうところなのだと身をもって知り、育ち、そして死んでいった。いや死んでない。
 
自分の知らないことを体験するのが、とても好きだ。新しいことに触れられることが幸せだから。
苦労を乗り切った後の開放感が好きだ。多分プログラマー気質によるものだろう。(バグが取れるとガッツポーズが出るものだ、プログラマーは。そのときの快感は強烈だ。)
モノを作るのに色々とアイデアを捻り出すのが好きだ。それが形になっていくのが楽しい。
 
だからモノを作っている時間は楽しんでいた。
締め切りのキツさやクライアントの不条理さ、家に全然帰れないとかは、もちろん嫌だったけど、作ってる間は楽しかった。
 
今勤めている会社では、自分はディレクターをしている。制作そのものは別のスタッフがしてくれる。つまり、先ほど述べた楽しい部分が人任せ状態なワケだ。これは結構キツい。最近は少し時間に余裕があることもあって、制作を勝手にやってたりする。でも、離れていた期間が長すぎてクオリティもセンスも落ちていたことを痛感するハメになった。
 
自分の体験はすでに古びたもので、日進月歩なこの業界、いつ干されるか。新しい体験をして、まだまだ成長していきたい。
常に新しいことにチャレンジしたい。新しい技術を活用してみたい。アイデアを出していきたい。
今の仕事では、なかなかその機会もない。機会は作っていくべきものだが、趣味でやってるわけではないから無駄な人件費を浪費して好き勝手するわけにはいかないのだ。
 
仕事という括りが、俺の中で好きなことを嫌いなことに変えてしまわないことを願う。


 
 
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