シン・レッド・ライン

疲れることばかりで心身共に疲弊しきってたので、DVDで映画を観ることにした。癒し系を探していたのだが、良い映画が見つからず。
 
ふと、目に付いたのが、前から安くなるのを狙っていた「シン・レッド・ライン」と「ワイルド・アット・ハート」。
他にも「ランド・オブ・ザ・デッド」が安くなってたけど、ゾンビを観る気分でなかったので、先の2点を購入。
 
途中、発泡酒などを買いつつ…あ、今気づいたけど、朝飯に茶漬け食っただけで昼も夜も食ってねーわ。早死にするな、こりゃ。話それた。プラプラと帰宅。家に着いたら、21時前だったので、どちらか一本に絞ることに。
 
ニコラス・ケイジとローラ・ダーンのファックを延々と観てるのも、どうかと思ったので、「シン・レッド・ライン」にした。
 
 
「シン・レッド・ライン」は太平洋戦争のガダルカナル戦を描いた作品。
ただ、面白い戦争映画が観たいのなら「プラトーン」とか「プライベート・ライアン」とか「フルメタル・ジャケット」とかを選んだほうが良い。「シン・レッド・ライン」は3時間近くもあるのに、ほとんどストーリー性の無い映画。正直ダルい。でも何故それを選んだかというと、監督のテレンス・マリックは自然光が映える絵に強烈にこだわる人で、本作品も殺伐とした戦闘の前後に素晴らしい自然が映し出される。ほとんど環境映像だ。NHK並だ。いや、どちらかといえばBBCか?
 
試写会で観て以来だから、7年ぶりに観ることに。それでも、その自然の美しさが印象に残っている。
 
印象に残っていると言えば、ベン・チャップリン演じるベル二等兵が本国に残してきた妻に思いを馳せるシーンが数回カットインするのだが、この映像を何故か鮮明に覚えている。
 
どちらも戦闘の激しさの合間に急に入ってくるので緩急のコントラストが強くて、印象深いのであろう。
 
 
あと、見所と言えば有名俳優が出てるということくらい。でも、実はチョイ役だったりする。ニック・ノルティとショーン・ペンは、ずっと映ってるけどね。あ、でもニックは途中でいなくなるな。どこに行ったんだ?
 

ニック・ノルティとジョン・トラボルタ
トラボルタは、このシーンのみ。髭似合ってねぇ〜
 

ショーン・ペン
メットかぶってる間はいいんだけど、とると変なパーマ頭でダサい。
 

ジョージ・クルーニー
当時ERで人気急上昇中だったので、チラシなど広告物にやたら写真が載っている。が、実はトラボルタよりも出ている時間は短い。俺も期待してたので、すんげーくやしい。
 

ベル二等兵の奥さん。
 




どうよ、この映像。戦争モノには思えません。
 
 
っつーことで、今日は何も考えたくなかったので、発泡酒でホロ酔いながら、ボーッと観てました。腹減らないなぁ…不思議。


DAWN OF THE DEAD

「人類最後の夜が明ける」
 
ってほども怖くなかった。一度劇場で観て、怖いポイントを知っているからかな?
 
グロシーンはほとんどないし(痛いシーンは多い)、ゾンビが全速力で走るので画面にまともに映らず、見た目もそんなにキツくない。割と五体満足なゾンビが多いんだよな、この作品。
 
ホラーは苦手だけど、ちょっとゾンビものが興味ある人なんかにいいかも。ゾンビ初心者向け?w
テンポがいいから、アクション映画としても楽しめます。
二回観ると、ゾンビが全力ダッシュしてるのが笑えてくる。
こうなってくるとA・ロメロのオリジナルのほうも観たくなるなぁ…w
 
 

下手に生き残ったので、余計にしんどくなった人達。
 

ショッピングモールに食料を調達にきたゾンビの皆さん。
 

逃げる食料に必死で追いすがるゾンビの皆さん。
 

早朝人食い競争に興じるゾンビの皆さん。
 

運動会の父兄参加の短距離走のような走りっぷりのゾンビの皆さん。


ファントム オブ パラダイス

同僚が「オペラ座の怪人」を流しながら仕事をしていたのだが、それを聴いてフイに子供の頃に「オペラ座の怪人」をアレンジした映画があったなぁ…と思い出した。
 
帰りに息抜き用のDVDを探しに行ったら、ちょうど安売りコーナーにその「ファントム オブ パラダイス」があった。思わず、即買い。
 
そのまま「シン・レッド・ライン」を探すも、置いてなかった。「絶版?」と悲しい気分になっていると「ドーン・オブ・ザ・デッド(2004年リメイク版)」が少し値段を下げて登場していた。こいつも「絶版」になってはたまらんと、思わずレジに持っていった。「28日後…」も安くなってたけど、やっぱ「ドーン」だな。
 
 
さて、「ファントム オブ パラダイス」。1974年の作品とエラく古いのだが、なかなか先の展開が読めず楽しかったですわ。後半ちょっとダラけるけど、前半はテンポも良くて、楽しんで観れました。
ストーリーは、ネタバレしない程度に簡単に触れると、自分の作品を勝手に他人名義で売り出された作曲家が復讐しようとする話。監督は、「アンタッチャブル」「ミッション・インポッシブル」のブライアン・デ・パルマ。映像的に変わったことしようとするのが好きな人だけど、この頃からそのあたりはやってます。
流れる音楽や服装は、やっぱ1970年代だなぁ…ということで古典ロックなんですが、今巷を賑わせている「デトロイト・メタル・シティ」でも出てくる歯ギターとかやっちゃってるのを見ると、意外と時代なんて進んでないのかも。とか思っちゃったりw
 
 
「ドーン・オブ・ザ・デッド」は、劇場で一度観てるし、夜中に叫び声だらけの映画を観るのもどうかと思ったので、休みにでも観ます。べ、別に深夜に独りで観るのが怖いとかじゃないんだからねっ!!


杉山登志さんのドラマを観た

普段ドラマは観ないンですよ。特に日本のヤツは。
 
ただ今回は「CM」がテーマだったので、つい。(当方CM好き)
ドラマはCMディレクターの「杉山登志」氏を弟の「杉山伝命」氏の思い出で語るという内容のものでした。途中には実際に杉山兄弟がかかわった当時のCMが流れるので、お二方の意気込みとその結果生まれる作品という構図が見れて、勉強になりました。 
 
 
ドラマのテーマでもある登志さんの遺書(自殺で亡くなられています。享年37)の文面は重いものです。
 
 
 リッチでないのに
 リッチな世界などわかりません
 
 ハッピーでないのに
 ハッピーな世界などえがけません
 
 「夢」がないのに
 「夢」をうることなどは・・・とても
 
 嘘をついてもばれるものです

 
 
私たち製作屋は、場合によっては嘘を描かねばなりません。知らないことでも知ってるかのように描く(書く)。これは本当にツラいことです。割り切っている人はいいのでしょうが、徹底した性格の人にはキツいばかりだと思います。
 
以前、金持ち層が読む雑誌の雰囲気を出したサイトを作る仕事がありました。私は金持ちではないので、さっぱりその感覚が解らず、かなり試行錯誤した覚えがあります。そういうときはやっぱり出来上がった作品に出ますね、駄目さ加減が。その作品には思い入れもできず、結局やっつけだったような覚えがあります。
 
デザインでも、迷いや妥協があると、モロ作品に表れてきます。ライティングでもそうです。
色々なモノを作るには、まだまだ経験も勉強も足りないなぁ…と改めて思い知らされたドラマでした。そして、モノ作りへの情熱を再認識させられるドラマでもありました。
 
 
しかし、やっぱりCMの世界は魅力的だなぁ…いかにして15秒〜90秒で人の心に残り訴えかけられるものを作るか。あの凝縮された映像には2時間の映画よりも良いものがあるときもあります。そういった世界にいつかは携わってみたいものです。


アキバとWindows Update

昨日は東京出張で、帰宅が23時頃。
そのあと、更新しようと思ってたのだが、Windowsの強制Updateのおかげでマシンが不調になり、あげくにマウスの左ボタンが利かなくなるという致命傷を負ったので、やる気がなくなった。
 
 
一応、昨日はこんな感じだった↓
 
仕事で東京(正確には新橋)に行ってたのだが、打ち合わせが予想以上に早く終わり(片道3時間かけて、打ち合わせは1時間半)、ヒマになったので、オタクの聖地アキハバラに行くことに。実は初チャレンジ。
 
で、JR新橋駅に乗り込んだのだが、路線が多くて大阪人の俺には判別不可能。まさに「アーキハーバラハ、ドーコデースカー?」状態。思い切って適当に乗ったらついたw
 
 
「電気街口なんて改札があるのか。とんでもないな。」とか思いながら出てみたら、いきなりメイドさんがお出迎え。うわさの不可侵領域越えのヤツだな。
 
メイドさんを後目にサトー無線のテーマを初めてリアルで聴きながら、ラジオ会館の前を抜ける。
すでに何処に向かえばよいか判らず、熱波の中、背広片手にウロウロしていた。
 
心の中で「石丸電器は秋葉原〜デッカイわ〜」と唄いながら、歌とは関係無い同人ショップへ。同人ゲーを物色後、ゲーセンへ。いまいち盛り上がっていないバーチャファイター5にコインを投入するも、すぐ乱入されて終わった。そりゃ、グラフィックばっか綺麗になってもなぁ…こんな感じで初心者はプレイできんし。
 
さてさて、小一時間ほどウロウロして、どうにも「大阪・日本橋の規模をデカくしただけのもの。」という印象が拭い切れず、店別値段比較が不可能なとこだという結論だけを手に入れた。
 
 
時間も無いので、アキハバラデパートで飯を済ませ大阪へ戻ることに。
 
改札をくぐり、ホームに向かってるとアニメ関連のポスターが目についた。日本橋ではありえんなーと思いながらホームに向かった…
 
 
こんな感じ。
まぁ、今日からのコミケに余力を残していたのか、夏休みの割には、それほど人出も多くなく、普通に見てまわれました。でも、俺は日本橋のほうが性にあってるようです。
 
 
 
で、帰宅後のWindows Updateの話。
 
なんか大規模なUpdateがかかったようで、そのダウンロードと更新に時間がかかるのと、「承認後の更新」に設定していても、おかまいなくオートアップデートがかかるみたいなのとで、混乱が起こっているようです。
 
スペックが低いマシンだとCPUパワーが100%振り切ったまま、数時間動かないとかもあって、お手上げ状態。
 
なんといっても最悪なのは、Windows 2000でUpdateをかけると、IEが落ちやすくなるとのこと。(2ちゃんWindows板)
Youtubeなんかも見れなくなって非常に困ったちゃんなUpdateらしいです。XPもSP1だと、同じように更新が大変らしい。俺はSP2に上げてるので、なんとか。
 
 
で、その更新直後くらいからマウスの左ボタンが利かなくなってしまい、思わずUpdateでレジストリ壊されたか?と思って、「システムの復旧」とかドライバの入れ直しとか試したが効果無し。どうもハード側の問題っぽい。またマウス買ってこないと…無駄出費。給料日前に痛いなぁ…
 
 
んでさっきは連れとSkypeしながら、巡回してたら、Sleipnirが相変わらず不調でOSごと落ちた。すごくタイミング悪い。さすがに困ったちゃん杉なので、この盆休みの間にOS再インスコの予定。各種バックアップおよびアプリの入れなおしとか考えると丸一日パーだなぁ…そうでなくても会社から持ち帰ったスタッフの評価シートの記入で一日潰さねばならんのに…んでもって、Skypeの相手からは俺と喋ってたことに「時間を無駄にした」と言われてしまった。ネタだろうけど、ダウナー気味に言われたので、結構こたえた…とりあえず今から髪切ってきてサッパリ気分転換しよう…
 
 
この記事も俺を凹ましてくれた。
 
 ■ ブライト艦長の声優鈴置洋孝さん死去
 
お若いのに…ご冥福をお祈りします。


好きなんだからいいじゃない